オーディオとDIYの日々

CDの録音レベルのはなし

こういう趣味なので日頃からたくさんのCDを聴くんだけど、そういう中で時々ボリューム位置は同じなのに音が異常に大きく感じるCDに出くわす。
音が大きいと言ってもCDにはフォーマット上収録できる音量には限界値が明確にあるのでそれ以上にはできないんだけど、でも大きく聴こえるのは事実。
自分の場合そういうCDは聴いていて体に染み込まないというか心地よくない。

ということでそんな曲は一体どのように収録されているのか見てみることにした。

収録の状態は基本的にはアルバム1枚に渡ってどの曲もほぼ同じなので画面1枚で見やすい3分程度の曲を代表にした。
縦軸はレベル、横軸は時間。上段下段はLRの各チャンネル。



① ニッキ・パロット ”思い出のパリ”から L'Ame Des Poetes

ニッキ・パロットのアルバムは3枚ほど聴いただけどどれも同じような独特な音作りで再生音も大きい。

収録の状態をみると非常にきつくコンプレッサーを掛けて音量をできるだけ均一にした上でギリギリまで音量を上げ、はみ出る部分をリミッターですっぱりとカットしてある。
実際に聴くと昔のキャバレーで歌ってる様な感じを目指したのかなと思えなくもないけど、全体にメリハリがないので聴き入るような聴き方はできないし体に染み込んで来ない。
こういう音をジャズらしい良い音と思ってるのなら大きな勘違いだと思う。
ニッキ・パロットはジャズ・ボーカルとしてそこそこに人気もあるようだけど聴いてる人はこれが良いのだろうか・・

08 Nicki Parrott - LAme Des Poetes_a-s


② 寺島レコード For Jazz Audio Fans Only Vol4 から Take The A Train

これもニッキ・パレットほどではないけど、それに近い感じがしたCD。
コンプレッサーの掛かり方はニッキ・パレットほどではないにしても細かなニュアンスよりも音圧重視な音作りになっているようだ。
For Jazz Audio Fans ということになっているけど、かなり好みに好き嫌いがでるのではないかなと思う。
好みが通じた同志のためのCDといったかんじ。

For Jazz Audio Fans Only Vol4 05 Take The A Train_a-s


次は、自分的にはついつい聴き入ってしまうような、あるいは体に染み入ってくるように感じる様なCDを見てみた。

③ ヘイリー・ロレン Simply Loveから Moon River

上ふたつとは一見して違って大小の差が大きく小さい音は小さいまま、大きい音もできるだけそのまま(もちろん実際にはコンプレッサーが効いているんだけど)という感じが読み取れる。
このCDの録音がものすごく良いとか音質が生々しいとかではないけど、ついつい聴き入ってしまう。
音楽が体に染み入ってくるにはこういう微妙なニュアンスとダイナミックなレンジが大事なのかなと思える。

Simply Love 09 Halie Loren - Moon River_a-s


④シーネ・エイ シングズ・スタンダードから  Evil Man Blues

これも個人的には気に入っていて良く聴くアルバム。
収録の状態は至って普通に見える。
これでも十分に聴き入ることができる。

シングズ・スタンダード 03 Sinne Eeg - Evil Man Blues_a-s



①②の様な音は周りの雑音が多いカフェなどのBGM的には良い録音なのかもしれない。もしくは車の中などもいいかも。
そういう環境では逆に③はパッとしないかもしれない。
ただちゃんとしたオーディオ装置を使って自分の部屋で聴くなら自分的には①②のような音は何度も聴く気がしない。
(あくまで収録した音だけのことであって曲や演奏は別の話しとして)

自分はハイレゾかどうか以前に録音状態とか聴きたい音楽かどうかの方が重要と思っていてハイレゾには全く拘りがないんだけど特に①②の様な音作りのものはハイレゾにする意味もほとんどなさそう。仮にハイレゾにしても区別が付かないだろうと思う。

今回はジャズだけだったけど、クラシックとかも比べてみると面白いかも。

Category : オーディオ
Tag : CD
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フルバランス3チャンネルアンプ 電源ユニット改造 6 完了

先週末、2セット目の電源ユニット改造をしたんだけど時間が足りず、昨夜平日ながらも作業して今回の改造を完了させることができた。
このアンプ用の電源用コンデンサを買ったのが去年の5月30日だった。
随分時間が経ってしまったけど、着手した当時を思うとなんだか懐かしい・・

Category : オーディオ
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フルバランス3チャンネルアンプ 電源ユニット改造 5


整流は今回プラス側マイナス側でそれぞれ独立したダブル整流化するのでブリッジダイオードを2セット作って取り付けた。



一通り改造を終えて再び配線をまとめて一応1セット改造完了。
20170402161135-s.jpg

結構大掛かりな改造だったとは思うけどやってみれば案外あっさりと終わった。
製作したばかりのものを改造するなんて・・と思ってやるかどうか迷ったけど気持ちよく使うにはやっぱりやって良かった。
20170402162008-s.jpg

とはいうもののまだ1セット改造しただけでもう1セット残ってる。
またこの作業をゼロからやらないといけないと思うと気が重い・・

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フルバランス3チャンネルアンプ 電源ユニット改造 4

この前の週末に改造の続きの作業をした。

12V用トランスとリレーの位置の入替えた。
トランスはこれまでの位置のままではカバーを着けると配線がしづらいので少しずらすために一旦外して固定用の穴を開け直した。


先日購入したトランスカバーは高さが僅かに足らないのでカバーの下に下駄を履かせる。
材料は以前なにかで使って手元に残っていた3mm厚のゴムを使う。
外径はカッターで切り落とし、内円をくり抜くためにコンパスを両足に軸針をつけて回してある程度の深さまで溝を作った。
20170402115813-s.jpg

溝がある程度の深さになったら溝にそってカッターで切り落とす。
このぐらいの厚み前後のゴムにしか使えない方法だとは思うけど・・・
20170402120113-s.jpg


取付用の穴をドリルであけて下駄の完成。
20170402121547-s.jpg


トランスとカバーを取付け、端子台までつなぎ込んだ。
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フルバランス3チャンネルアンプ 電源ユニット改造 3

先週末、改造に着手した。

とりあえず配線を崩して関連部品を取り外していく・・


整流ダイオード部分はヒートシンク・つなぎ込み方法を変更して作り直した。
20170401204426-s.jpg


整流ダイオードセットを作っているときに念の為回路図と確認をして、逆に回路図のミスに気がついた。
整流部分のGNDの出し方にミスがあったので差替え。
Power_Unit_20170406.jpg


そして移動する部品の穴あけ。
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フルバランス3チャンネルアンプ 電源ユニット改造 2

香港のショップに注文しておいたトランスカバーが届いた。
トランスが650VAと大きいこともあって国内で手軽に入手できそうなものは見つけられなかったけど、こういうものの種類は中国が圧倒的に豊富で安い。
ただ、それでもこの大きさとなると選択肢はそれほど多くはなかったし値段も意外と高かったけど・・

大きさは直径150mmX高さ75mm。トランスを筐体に取り付けている金具を含めると高さが数ミリ足らないので何か下駄を履かせないといけない。
値段は一個$26 送料は無料。消費税、関税は無し。



トランスカバーを被せるにはトランスの位置も少し変更が必要になるので電源ユニットの改造はこれが着くのを待っていたんだけど、思いの他早く着いて良かった。
これで1つ前の記事の改造に着手しようと思う。

Tag : 個人輸入
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フルバランス3チャンネルアンプ 電源ユニット改造

先日完成したばかりのフルバランス3チャンネルアンプだけど、実は製作中に思いついたというかこうすれば良かったということが幾つかあった。でもとりあえず一旦は早く完成させたかったのでそのまま最後まで走ってしまった。

でもここへ来てやっぱりなんかやり残した様な気がして気になるので結局改造することにした。

改造するのは電源ユニットで主な改造点は

<整流回路をダブルブリッジ整流回路へ変更する>
使用しているトランス Amplimo98033 は2回路出力なんだけど現状ではそれを片側同士接続してセンタータップとしてブリッジ整流している。
それを2回路独立して使い、整流ブリッジも2回路並列として±側独立させる。こうすることでGNDを電源トランスから分離でき、交流電源からGNDへの直接的な悪影響を無くすことができる。
また、今回のアンプはフルバランス構成なのでGNDはスピーカー出力からも分離されていてスピーカーからの逆起電力が直接GNDへ影響することも無い。
なのでダブルブリッジ整流+フルバランス構成はGNDが入口・出口からも分離でき、通常のセンタータップ整流・アンバランスアンプと較べて外部からの直接的な揺らぎや混変調歪などがない相当クリーンなGNDになるはず。

<電源部リレーを並列化して接点接続後の定常時容量を2倍にする>
電源が大きいことから今回のアンプでは突入電流対策を搭載したけど必要悪としてリレーがあり、この電流容量は計算上は十分ではあるけど、更に余裕を持たせる為に並列化して多接点(低接触抵抗)・高容量化しレギュレーションへの影響を低減する。
ただ、既に面積的には一杯で単純なリレー追加はできないので、突入電流対策の回路を見直して多少安全性は低下するけど現在直列で使っているリレーを並列で使えるよう電源投入プロセスを変更する。


<トランスカバーを追加する>
現状では650VAのトランスは裸で着いているけど、カバーで覆いたい。
国内では丁度良い物は見つからないので例によって海外ショップやebayなどでも探してみる。
なけでば代用品も検討する。



変更を反映した電源ユニット回路図
センタータップをやめてダブルブリッジにすることでメイン電源のGNDは交流側とは分離した。
突入電流対策は電源投入後一定時間後に並列のパワーリレーでショートするシンプルで多並列接点へ変更。
Power_Unit_20170324-s2.jpg

ダイオード追加やリレーと12V電源用トランスを入れ替え、トランスカバーを付けるスペース確保など結構手を加えることになってしまった。
Power_Unit_topview_20170324-s.jpg

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SCM50 ver.guri の バスレフダクトの長さ変更

アンプが一段落して、以前からやらなければと思ってできていなかったダクトの変更をすることにした。

ATC SCM50の初期型を模して製作した(実際には色々アレンジを加えているけど)SCM50 ver.guri だけど、初期型のバスレフダクトの正確な長さがわからなくて、長さは計算と想定で170mmで作って聴いていた。

その後、ブログをリンクさせて頂いているてつさんが初期型のATC SCM50を購入されてバスレフダクトの長さを教えて頂いてダクトの長さは200mmと判明したので、その長さにダクトを変更することにした。
内径は77mmとのことでこれまでと同じ。


ダクトにはVP管の75を使用。
VP75は内径77mmで偶然にも初期のATCのSCMシリーズのダクトと同じ内径になっている。外径は89mm。
以前製作したときはこのVP管をどうやって切ろうか悩んだけど、今回はテーブルソーが使えるので大した苦労もなく切れる。
20170318121900-s.jpg


色が灰色なので内側をラッカー艶消し黒でスプレーして黒に着色。
20170318141619-s.jpg

ダクトは取替可能な構造にしてあるので、出来上がったダクトへ交換。


計算では共振周波数は約2.5Hz変わる。
数値は僅かに思えても共振周波数で2.5Hzは低音の印象が随分変わる。
変える前はそれで納得していたんだけど、変えてみたら、SCM100の頃に聴いていた低音の印象に極めて近くなったと感じた。



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フルバランス3チャンネルアンプ  完成

以前製作した SCM50 ver.guri をマルチドライブするために製作していたフルバランス3チャンネルパワーアンプがこの前の日曜日にようやく完成したので、いつもの様に完成記念の写真を撮ってみました。
そしてあらためて全体の構成をまとめてみました。



筐体の大きさや設置などを考慮した結果、アンプ部(上段)と電源部(下段)を独立した形態とました。
アンプユニットには完全に独立したBTLフルバランス3チャンネル分のアンプを内蔵、電源ユニットは1セットで3way片チャンネルをマルチドライブする専用ということで割り切って1ユニットで3チャンネル分供給することにしました。





筐体のベースは中国のショップに肉厚(側板8mm,天底板4mm)なアルミBOXが安く出ていたものを見つけて個人輸入して使用。
それにケヤキ無垢材で4隅の柱とフロントパネルを自作して合体し構造と外観をアレンジして製作しました。
木部は全て自作なので木の選択、木目の使い方などにこだわることで外観は市販のハイエンドアンプ並かそれ以上を目標に製作しました。

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木部はアンプユニットと電源ユニットを上下に積んだ際に杢目がつながるように木材を切り出しました。
表面はケヤキの杢が引き立つようシェラックで塗装。
光の当たり方によってはシェラックの独特な光沢でケヤキの杢が輝いて見えます。

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アンプユニットの天板を開いたところ。
面積の多くをヒートシンクが占める形となりました。
1個のヒートシンクにTDA7293を2個パラレルにした増幅基板をホット側コールド側で計2枚取付け、1チャンネルあたりTDA7293を4個使ったBTLバランスアンプとなっています。
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電源ユニット(左)とアンプユニット(右)を開いて上から・・
電源は1セットで3チャンネル分(スピーカー片チャンネル分)供給。直流電源は±30V。
トランスはオランダのAmprimo(後から知ったんですがゴールドムンドなどでも使われてるようです)、650VA。
平滑コンデンサーはELNA LAO 合計約91000μ。
また手元から離れて設置するのでフリップフロップを使った自作ON/OFF反転基板とリモコン基板も搭載してパネルボタン・リモコン何れからでもON/OFFできるようにしています。これらに必要な電源は別電源としました。

自作アンプと言えどもこの規模だと安心安全でないと気持ちよく使えないと自分では思っているので、
電源ユニットにはヒューズ・電源投入時に抵抗を接続し約5秒後に切り離す突入電流対策、アンプユニットにはupc1237を使ったSP保護回路を入れています。

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リヤパネルです。
入力はバランス専用となっています。
ユニット間接続は七星のレセプターとコネクター。ケーブルは自作。スズメッキ平編銅線でシールドしてボディーアースしました。
電源ケーブルは今のところありあわせです。

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表面パネルには電源ユニット側にリモコン用の赤外受光窓とON/OFFスイッチがあるのみ。
スイッチはパイロットランプ内蔵としました。

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これで6chプリ~3chパワーアンプx2~スピーカーまで自作によるフルバランス3wayマルチドライブのシステムが完成したんですが、まだ肝心のチャンネルデバイダーが準備できてません。
なので当面は慣らし運転も兼ねてネットワークを使ってバイアンプで鳴らしながらゆっくり考えようと思っています。
また、基本的には音さえ気に入れば特性はあまり拘りがないので電源の確認以外は測定などはしてないのですが、一応出来栄えの確認という意味で周波数特性、歪率、可能ならダンピングファクターなどの特性値も追々測ろうと思っています。

それから、アンプとは関係ないですがラックも作りたいなと思っています。

今後とも引き続きどうぞよろしくお願いします。

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フルバランス3チャンネルアンプの製作 57 電源ユニット組立 組立完了

電源ユニットも一通り組立を完了した。

天板を被せる前に一度もテストしていなかったリモコンとフロントボタンとのORによるON/OFFなどを動作確認した。


電源ユニットからアンプユニットへの電源供給用ケーブルは当初横並びでも設置できる様に少し長めで作ったけど、設置面積を考えると実際には横並びで置くことはまず無くて縦積みだろうということで、少しでも短くするため縦積み専用の長さに切り詰めた。
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