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オーディオとDIYの日々

ホールの記録 20  不二羽島文化センター スカイホール (岐阜県羽島市)

先日出掛けた東海アンサンブルコンテストのホールが初見だったので記録しておこうと思う。

東海アンサンブルコンテストは愛知岐阜三重静岡長野地域の大会でここで選出されると全日本アンサンブルコンテストへ出場となる。
開催は各県持ち回りで今年は岐阜県ということで比較的近いので出掛けた。

今回出掛けたのは不二羽島文化センターのスカイホール。
外観は安っぽさの無い大規模で堂々とした作り。
向かって右側の宮殿風の建物がスカイホール。真ん中の円筒はエントランス、左側は小ホールや会議室などとなっていた。
岐阜は広い土地にドーンと建ってる施設が多くて実際行ってみてびっくりということが多い気がする。


エントランス。
円筒状の2階吹き抜け構造で広々としている。
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ホワイエ。
外観の印象ほど豪華というわけではないけど高い天井と全面ガラス張りで明るく開放感もあって良い。
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ホール内。
収容数は1290人と手頃な大きさ。全体はほぼ長方形と思われる。
ステージから続く天井は高く1980年代以前の施設とは一線を画している。
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2階席、テラス席を備えている。
壁面は2Fは拡散形状の良質な木質。1Fは拡散形状無機系ブロックで覆われている。
天井はほぼ真っすぐで、凸と部分傾斜の組み合わせによる対策がされている。
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全体としては予想以上に質感の高い作りで本格ホールに引けを取らないと感じた。
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今回アンサンブルコンテストということで小編成の木管、金管、打楽器の演奏を聴いた。
演奏時は満席に近い状態であったけど、小編成でも十分な響きと潤いを感じることができるいい響きだった。
ただしステージ壁面の全面が木質反射のパネルなこともあって小編成であっても定位はほぼ無いに等しい。
劇や電気系楽器のときは吸音系のパネルになると思うけど、それがどのぐらいかも聴いてみたいところ。

それにしても東海大会とは言え既に各県を勝ち抜いた選抜なのでどの演奏も流石で、コンテストというよりも十分に個々の演奏を鑑賞させて頂くことができた。楽器の組み合わせも多彩で面白い。
全国大会も聴いてみたい・・
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Category : 音楽ホール
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ホールの記録 19  小牧市市民会館 (愛知県小牧市)

気がつけば久しぶりの更新・・

音楽もたくさん聴いてるし演奏会も相変わらず出掛けていているのだけど装置も部屋も当面やりたかった事が一段落して更新のモチベーションだけが少し下がり気味。

そんななかで先日未アップのホールへ出かける機会があったので久しぶりにホールの記録を。

今回出掛けたのは愛知県小牧市の市民会館。
普通ならこういった(いわゆる市民会館的な)ところはあまり出かける機会がないのだけどここは少し事情が違う。

小牧市市民会館は愛知県に3つあるプロオーケストラの一つである中部フィルハーモニー交響楽団がベースにしているところで、そのために他の同じような施設と比べてクラシックの演奏会が多い。
今回はその中部フィルハーモニー交響楽団の公開リハーサルへ出掛けた。(指揮者はTVでも時々見掛ける藤岡幸夫)

いわゆる”市民会館”は昭和に建てられた古い建物が多いけど、ここも建物自体は古め”だけど、堂々した佇まい。


エントランス兼ホワイエもやはり年代を感じる作りだけど天井が高く開放感がある。
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エントランス兼ホワイエから扉を開けて入るとすぐこのように見える。
客席は1F,2Fで収容数は1334人と結構多い。
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建物は古いものの、内装はクラシックの演奏にも適応できるようかなり大規模な改装が行われている。
その為、外観やエントランスの印象とは違ってホールへ入るとそれなりにクラシックの演奏を聴く雰囲気を感じることができる。
古い施設は天井が低いところが多いけどここはもともとの天井が高めなのも幸いしていると思う。
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壁面はこのように音響が再設計されて良質な木質で反射・拡散が行われている。
また天井も波形状化して反射・拡散の再設計が行われている。
中部フィルハーモニー交響楽団がベースとすることを前提に改装されたものと想像できる。
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音は他の同じ様な施設(いわゆる市民会館的な)と比べるとかなり良いと感じた。
音響も再設計されているし天井の高さもあってクラシックにも十分対応できる施設になっていると思う。
ただ、もとからクラシック専用に設計されたホールと比べると少し響きが物足らない。
これは市民会館という性格上、専用ホールのように響いてしまっては他の用途で使いにくくなってしまうので仕方がないことだけど、あえてそういう感想を書きたくなるほどに良いリニューアルがされていると思った。
耐震強度があるならむやみに建て替えなくて十分という良い例だと思う。
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名古屋をベースにしないで郊外の小牧をベースとしている中部フィルハーモニー交響楽団にも好感が持てる。
長く活躍してくれるといいな。

Category : 音楽ホール
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中高域のルームアコースティック対策 ひとまず完了

今年の春頃からフラッターエコー・中高域の定在波対策ということでツールを自作してリスニングルームに貼り付けてきた。

左右側面の一部だけ貼ってしばらく効果を確認した後、左右壁面全面に貼り付けたところまででかなり満足して一旦止まっていたんだけど、10月になって気候もよくなったこともあって残っていた前面と背面用のツールを製作。
ようやくすべての壁面の貼付けを完了した。


ツールは某建設会社の”平行壁間のフラッターエコー低減に関する基礎的研究”をもとにして、大量に必要になるので作り易さと費用を考えてアレンジし縦長に割り切って製作。
材料は狭い部屋(8帖弱長方形)での残響を考慮して反射率がそれほど高くない桐を使用した。


春から三回に渡って順次貼り付け面を広げてきたんだけど、最終的にこれを70本ほど作る結果となった。
大きめの無垢の桐板から切り出して製作したけど、材料代だけで合計15万円ほど使ったのでビスなど他の材料も合わせると2200円ぐらいの単価ってことに。
これでもルームアコースティックの費用としてはかなり易い方かな。
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今回貼った背面
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前面は真ん中に窓があるのでその脇のみ。
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窓は防音用の為に自作の内扉がある。
内扉の表面は発泡材系の材料で吸音しその前面真ん中にこれまた自作の桐の反射ツールを置いている。
両隅に見えているのはスピーカー背面に設置した吸音ツール。
そして床には左右それぞれに自作3chパワーアンプ。(ただし現在低域用は別アンプを使用の為、各2ch分のみ使用)
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左側面
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右側面。
右側面はもともと窓があったものをDIYで塞いであるけど窓枠の関係で出っ張りがあるため段差がある。
ライティングレールは元は背面に取り付けてあったけどこれを機に側面へ移動して左右同じにした。
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側面のリスニングポジションから見て一次反射位置は今回のツールではなくもとからあった自作の吸音パネルを残した。
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右側面の床にはオーディオボード、デジタルチャンネルデバイダー、6chプリなど(全て自作)
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今回の壁面ツールによってもともとの狙いであったフラッターエコーはもちろん、中高域の定在波にも大きな効果があった。
中高域の定在波はあまり意識されてないことが多いけど、中高域においても周波数によって強弱(ピーク・ディップ)が発生することは発振器でスィープしてみれば耳でも確認できる。(周波数固定して部屋の中を移動したほうがわかりやすいかも)
さらに高域では左右chでピーク・ディップのズレがあり、音楽を聴くと音程(周波数)によって定位に揺らぎとして感じとれる。(バイオリンなどがわかりやすい)
これに気がついている方がどのぐらいおられるかわからないけど、あまり話題になっていることもないのでうちだけなのかと思ったりしたほど。
でも一度それがわかるとかなり気になるので対策をずっと考えてきた。
それが今回の対策によって、完全ではないにしてもかなり効果があった。
その他高域で時として感じられる粗さが随分緩和された。

ピアノの特に高い音で強い音は歪みを感じることがあったけど随分緩和された。
バイオリンの高い音もしかり。

これらは防音されてない部屋で音量もそれほど大きくなければ気にならないのかもしれない。
逆にうちでは防音してかなりの音量まで出すので、そういった条件が厳しいからこその対策と言えるかもしれない。


長年あれこれやってきたルームアコースティックもここへ来てかなり満足したので、ひとまず完了した・・・と思う。

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手元スイッチ付きテーブルタップを作る

低域用のアンプとして遊び半分のつもりで買ったビクターの業務用アンプPS-A2002を本気で使うことになってあれこれ使いこなしをしてきた。
そして残った課題はスピーカーの背後に設置したアンプの電源を入れるのが面倒ってこと。
リモコン付きタップなども考えたけどここはシンプルに線を伸ばして手元スイッチで入/切することにして製作に掛かった。

材料
ボックス:未来工業 PVR-AWJ、プレート:パナソニック WN7606K 、コンセント:パナソニック WN1512KP
スイッチ:パナソニック WH5709KBP、グロメット:スガツネ T1475718 M25
元電源までのケーブルとプラグは以前作って今は使っていなかったものを流用(プラグはパナソニック WF5018)
スイッチまでのケーブルはホームセンターで購入。



ボックスには既成の穴がひとつ開いているけど、スイッチまでのケーブルを出すために反対側にも同じ大きさの穴を開けた。
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二組のコンセントをそれぞれ自作3chアンプ2台、PS-A2002 2台で使うのでPS-A2002に使う方だけスイッチ付きにする。
よって自作3chアンプ用の方は元電源からダイレクトに結線。
PS-A2002用の方は電源2線の片側(写真では黒線)だけスイッチを経由する様に結線。
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簡単な結線だけど結線の確認は大事!
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出来上がりの全体。
高額な電源ケーブルやタップを使っている方にとってはトンデモナイだろうけど自分的にはこれで十分。
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設置完了。
自作3chアンプの方はケーブルも自作。プラグはパナソニックWF5018。
スイッチ付きのコンセント側にはPS-A2002の純正?プラグ。
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そして手元スイッチ(製品本来はフットスイッチだけど)はラックの片隅にこっそり設置。
オフ時はランプが点灯してオンすると消灯する。
PS-A2002の電源スイッチがシンプルな機械式なのでそれを逆手にとった原始的な方法だけど、これだけのことでめちゃ楽になった。
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低域用のパワーアンプを・・ 4  無音化対策

低域用に独立したアンプを入れたことで音全体に躍動感が増えてより生き生きしたことで音楽を聴く楽しさがさらに増した。
とここまでは良いことずくめなんだけど、入れたビクターの業務用アンプPS-A2002は筐体がショボすぎて電源を入れるとトランスとの共振でかなりうるさい。

対策を検討するにあたって
・試しにトランスを筐体から外して浮かせてみたところ音は全くしなくなったことからトランス自身は振動はしても音は出していない。
トランスと筐体の取付部に振動を吸収しそうな材料を何種類か挟んだりしてみたけど効果はあまり無かった。

結果60hzの振動がそうそう簡単に消えるわけはないと諦め、対策としてトランスを筐体から出した状態で使うことにした。
電源経路は長くなってしまうけど無音時に不要な音が聞こえるのは我慢できない・・

トランスはネジ4本と入出力のコネクターで筐体と繋がっているというごくシンプルな構造



ついでなので出力側だけ外して出力電圧を測ったところ、2回路出力の内訳は25Vと48Vであった。
このことから耐圧の違う平滑コンデンサーはそれぞれ容量的に独立して25V,48Vそれぞれで6800μX4ということの様。
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トランスを外した。コネクターはVHコネクターだった。
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コネクターはケーブル延長後も使うのでコンタクトを外す。
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電線を延長した。VHコネクターのコンタクトは手元にあったものを使った。
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バラバラの電線では見た目も良くないし扱いにくいので網組スリーブでまとめた。
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接続して確認。
唸り音は全くしない。良かった。
そのままでも良かったけど床の保護も兼ねてトランスの下にウレタン状の制振材を貼り付けた。
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実際に設置した様子。
極めて素人っぽい対策(もちろん素人には間違いないけど)であまり見せたくない裏側だけど唸り対策効果は完璧だった。
電源供給面では改悪だけど正直なところ再生音の違いはわからなかった。
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これでとりあえず落ち着いたけど、今度は操作面でちょっと不満が・・・
このアンプの電源を入り切りするのにいちいちスピーカーの裏側まで行かないといけないのがとても面倒くさい。
せっかくメインの自作アンプはリモコンで操作できるのに。
つぎはこれをなんとかしないとなぁ。
なにかと楽しませてもらえる と思うべきか・・

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低域用のパワーアンプを・・ 3

低域にビクターの古い業務用アンプ PS-A2002を組み込んで一ヶ月弱が過ぎたんだけど、ようやく最近落ち着いて聴けるようになってきた。
最初は半信半疑で適当に組み入れたんだけど、これは可能性高そうだと思ったのでその後まじめに使うことを前提に調整することにした。

自作の3chパワーアンプはアンプ部は各チャンネル独立しているものの電源は一体なので低域のみを独立したアンプにすることで電源に余裕が生まれることもあってか、事前の期待値を上回る全域の音質向上効果があった。

低域は芯がしっかりして、一見矛盾するようなスピード感と重量感が聴く曲によって上手く両立するような感覚がある。
中高域では特にミッドの音が以前よりも張り出すようになった。
結果として生き生きとした躍動感が増した。
定位や音場感は自分としては変わってないと感じるので自分的には前より一歩理想に近づいたと思う。

そんなわけで、ダメ元で安く遊ぶつもりで試したものの完全に本気でバランス調整することになった。

ただしこのアンプの欠点もわかった。
それはシャーシやカバーの厚みが薄くて共振が酷いこと・・
電源を入れるとトランスの振動がシャーシとカバーで増幅されて、曲間の無音時にはっきり聞こえるほど。

そんなわけですぐできる対策としてまずカバーを外した。
これで半減ぐらいはしたもののまだ不十分で、このアンプを使い続けるならさらに無音化?対策が必要。
ただ今の所トランスを筐体から外して独立させるぐらいしか確実な方法が思い浮かばない。

価格の割に中身はしっかりしてると思ったけど筐体は流石にショボかった・・

カバーを外してヒートシンクなどがむき出しになった状態。見た目はこの方がカッコいいような気もするけど。
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低域用のパワーアンプを・・ 2  PS-A2002の中を覗いてみた

低域用のパワーアンプとして、半分本気半分遊びで格安落札したvictor(VOSS) PS-A2002の中を少し覗いてみた。
事前のネットでの検索である程度しっかりしてそうだと予想していたんだけど、おおむね期待どおりだった。

配置は電源部を中心に2チャンネル分のアンプ部が左右にシンメトリック。
ファンレスなのでヒートシンクは大きめ。
配線はリードは最小限で基本はプリント基板。



電源部
トランスは容量など詳しくはわからないけどEIコア 2回路(出力は実測で48V、25Vだった)  HDKの刻印
2回路それぞれにダイオードブリッジ(RVB-602)が入っている。
コンデンサーは耐電圧68Vと50Vが4本ずつ。容量はいずれも6800μF。48V、25V用にそれぞれ6800X4=27200μかと思われる。
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アンプ部
汚れていて読みにくかったので読めた範囲で
左から 3851(NPN) 1488(PNP) ?504 2937(5Vレギュレータ) 3519(NPN) 1386(PNP) 3519(NPN) 1386(PNP) 3421 1837(PNP) 4793(NPN)

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その他フィルムコンデンサや抵抗などディスクリート部品も含めて、決して贅沢ではないけど基本はしっかりしていて大きな不満はない造りと思えた。
新品を15万で買ったかと言われるとわからないけど、少なくとも今中古でこれが数千円で手に入るのはかなりお買い得な気がする。
電源のコンデンサなどが更新できれば更に良いかも。

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低域用のパワーアンプを・・ 1

すっかり更新の間が開いてしまった。
オーディオはとても安定して聴いていて純粋に音楽を楽しめているので結果的に更新から遠のいてしまった感じ。

ただオーディオ趣味のあるあるなんだけど、満足して安定して聴いていられるのにどこかに手を入れたくなる・・というかどこかにあえて不満を探し出す・・。

そんな対象となったのが今回の更新ネタとなった低域のパワーアンプ。

パワーアンプは自作の3chアンプX2台でマルチドライブしていて大筋では満足していたのだけど、最近になってジャズやフュージョンを聴くときにもう少し重さというか太さが欲しいと思うようになっていた。
自作3chパワーでの低音は一言でまとめてしまうとすっきりナチュラル・・という感じ
どのジャンルでもそつなく聴かせるし大きな不満は出にくい。

ただジャズやフュージョンを聴いているともう少し太くゴリッと押し出してくれるといいのにと思うことがある。





なんとなくそんなことを思って気が向いたときにヤフオクなどを時々覗いていたんだけど、そんな中で目に止まったのがこのビクターの業務用アンプPS-A2002
そして今回自作でないのはとりあえず手っ取り早く試してみたかったので。

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ただ、なんとなく探すと言ってもそこはやっぱり譲れない条件があって
1.アンバランスは接続できないのでバランスであること
2.既存アンプとレベル調整が必要なので入力アッテネータがあること
3.ファンレスであること
4.できればリニア電源
5.とりあえず試したいので安価で入手したい

1、2は民生用では限られてくるけど業務用アンプならまず大丈夫
ただ業務用アンプでは3、4を満たすのははなかなか難しい。

ビクターPS-A2002はヤフオクで目にしてちょっと調べてみたらこれを全部満たしていた。
値段もおそらくホールなどの設備更新の払い下げでタダ同然で引き取っているからか外見に拘らなければ格安なものが多かった。
今回左右2台で12000円程度。
定価15万ということもあって中身はかなりしっかり作られていてお買い得格安中古であった。

折角なので中を少し覗いてみる。

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昨日聴いた1枚 (気のきいた1枚)

前回の更新から少し空いてしまった・・
相変わらず演奏会も音楽も良く聴いているのだけどシステムはいじってはいなくて、そんな関係から昨日聴いた1枚を。


今回はラテンジャズ系ピアノのミッシェル・カミロとフラメンコギターのトマティートのデュオ。


ピアノとフラメンコギターというと超絶技巧と早弾きで押しまくるイメージで自分としてはその手はあまり好きではないのだけど、このCDはそういう面も多少散りばめながらも、ジャズ的に聴かせる要素とフラメンコ・ラテンの情熱的な要素がみごとに融合して聴いていくうちにどっぷりと浸れ、あっという間に1枚を聴き終わってしまう厚みと温度感がある演奏になっている。

このCDでつい聴き込んでしまうのはの二人の演奏が良いことに加えてCD化の音作りが演奏ととてもマッチしている点も大きいとお思う。
ピアノの音像は大きく左右のスピーカーいっぱいに広がりギターの音像はセンターにあってもかなり大きめ、そして全体に音圧も高めとなっている。
ともするとかなり嘘っぽい演奏に聴こえてしまう音作りなのにそうは感じない、躍動感・情熱そしてしっとり聴かせる二人の演奏を非常に巧くCDのフォーマットに詰め込んだオーディオ的な快感が得られる音となっている。

曲もチック・コリアのスペイン、そのイントロとして一曲目はアランフェスの旋律、ラテンの名曲ベサメ・ムーチョ、そしてオリジナルのフラメンコとどれも魅力的な曲が並んでいるんだけど
自分の場合はどちらかと言えばギターに耳が行ってしまうこともあって特に3曲目ベサメ・ムーチョが気に入っている。
ベサメ・ムーチョは自宅のライブラリー内だけを検索してもたくさんの演奏がリストアップされるけど、その中でもお気に入りの演奏となっていている。



SPAIN / MICHEL CAMILO & TOMATITO



Tag : CD
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ホールの記録 18  宗次ホール (名古屋市)

先日未記録のホールへ行く機会があったので記録しておく。
今まで何度も聴いているんだけど意外にもホールの記録を始めてから行ってなかったぐらい久しぶりなので少し新鮮だった。

宗次ホールはカレーのCoCo壱番屋の創業者である宗次さんが私財を投じて作ったクラシック専用ホールで、演奏会へ行くといつも宗次さんご本人が外へ出てお客さんを出迎えている。
こういう姿勢もCoCo壱番屋が成功した理由のひとつなんだろうなって思う。
そしてクラシックホールなんて私設で建てても絶対にペイしないからこの事業も社会貢献と言って良いのではと思う。
他にも学校などへ楽器を買うための資金などを寄付されている様。
築いた財産を残そうという気はあまり無い様でなかなかできることではないと思う。

外観。周囲は建て込んでいて公共施設の様なゆとりが無いので気をつけていないとうっかり通り過ぎてしまう。


1Fエントランスは狭く写真撮る余裕もなかったけど、2Fへと進むと少し余裕が出てくる。
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ホワイエ。
広くはないけど客席数300あまりなので特に不足も感じない。
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ヴァイオリン銘器の写真あるホール横入り口通路。
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ホール最後列付近から。
ホール内全体は硬質な表面処理をした素材で覆われている。
このため他のホールと比較しても残響は長めで音量の大きいピアノでは場所によっては長すぎると感じることもある。
狭く長方形なので壁面は写真の通り定在波対策が徹底している。
天井が高いので音のヌケは良さそうに見えるけど、この壁のせいか以前ピアノ2台の演奏では音が飽和して聴きづらかった。
逆にギター独奏などはこのぐらいのホールで後ろの方だと客数に負けてしまうこともあるけど、ここではそれが無く美しい響きで聴けてとても良かった。
このホールで聴くなら弦楽器数人までのアンサンブルかソプラノなどが良いと思う。
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2F席から。
この位置でもギター独奏でも十分に美しい響きで聴ける。
演奏(楽器)をうまく選べばとても良い音で聴けると思う。
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Category : 音楽ホール
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