オーディオとDIYの日々

昨日聴いた1枚 (気のきいた1枚)

最近はアナログ盤を聴いている事が多い。
メインのシステムは専用の部屋なので”さぁ、聴くぞ”という多少の決意が必要なんだけど、アナログ用の装置は廊下においてあって、だから工作している部屋でも扉を開けておけばBGMとしても気軽に聴けるからっていうのもあるし、何よりこの廊下の響きがアナログの音ととても良く合っていてものすごく心地の良い音がするのでついつい聴きたくなってしまう・・

そんなわけで今回の昨日聴いた1枚は初めてアナログ盤。

イオン ヴォイク(vn)  ボンガルツ/ドレスデンpo. ツィゴイネルワイゼン パガニーニ:Vn協奏曲1番   ( ETERNA 825 840)


クラシックの弦楽器演奏とアナログ盤の相性は抜群で、これほど心地よいものはないと聴くたびに思う。
特にこのエテルナレーベルの盤の音は音に厚みとコクがあって単に美しく艷やというだけでない深みが好きでひところエテルナばかり買ってしまう時期があった。

ヴォイクは実はよく知らずに買ったんだけど、この盤を聴いたときにすぐにお気に入りになった。
少し暗めの語りかけるような音色。消え入るように掠れ消えていく音にも引き込まれる。
ルーマニア人とエテルナという旧東ドイツのレーベルの音作りが見事にマッチしていてとても味わい深い。

こいういう音と演奏を聴いていると、メインのシステムで定位だとか位相だとかダイナミックレンジだとかそんなことにこだわりながらあれこれやることが馬鹿らしくなることもあるぐらい・・
オーディオってこれで良いんじゃないかと・・

そんなことをデジタルチャンデバを作りながら思っているのもなんだかなぁ・・って感じだけども。


盤はエテルナの黒/銀ラベル。うまく見つかれば2000円~3000円ぐらいで買える。
これよりも重い黒ラベルというのがあるらしいけど、自分はそこまでマニアでもないので買ったことはないけど。
20180603135944_Ra-s.jpg


アナログの再生環境には以前にこちらに書いたんだけど、スピーカーもアンプもこの盤も同じような年代で図らずも当時の音を再現するようなことになっていて、そんなことも多少なりとも心地よさに関係しているのかもしれない。

盤は買うといつも必ず洗っている。
洗い方は右のメニューのアナログ関連のカテゴリーに書いたと思うけど、洗って乾燥して1~2回針を落として再生すればいわゆるプチプチ音はほぼ無くなる(もちろん傷はどうにもならないけど)ので、中古で買ったものは殆ど洗っている。
汚れ落としとか静電防止スプレーなどは全く使っていない。

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チャンネルデバイダーの製作 23 筐体アレンジ

パワーアンプを作ったときもそうだったけど、買った筐体をそのまま使うのも味気ないので、今回も自分の好きな木材を生かして外形をアレンジすることにした。

どんなアレンジを加えるか悩んだけど、あまりゴタゴタとやりすぎてもよくないし、それに木を入れすぎると金属のシールドの意味も薄らぐので結局前面パネルだけ木材に入れ替えることにした。
木材裏部分にはアルミの薄板を貼ってシールドを補おうと思う。

アレンジ用に図面を起こした。左が本体、右が電源。電源が大きすぎだけど同じシリーズはこれしかなかった・・
中国製のケースは詳細な図面がないどころか、商品ページに記載されている寸法すら違ってることがあるので実測は必須になる。

前面パネルはもとの材料はアルミ8mm厚でこの筐体のウリの部分なんだけど、あえてこれを14mm厚ブラックチェリーに換える。デザインもこれまで製作した6chプリや3chパワーアンプと違和感がないような窪みなどを彫るようにした。
最終的には中心の窪み部分へスイッチとLED表示をつける予定。
Case_M and P-s

これでようやく筐体の加工に入れる。
ダラダラやってたから夏の暑い時期の作業になってしまった・・・

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チャンネルデバイダーの製作 22 筐体入手

注文しておいた筐体が届いた。
注文したのは今回も中国のショップ。
万一多少の問題があったとしても大したことではないと思うものは今まで色々なものを中国から買っているけど実際には大きな問題は一度も経験していない。
小さなキズがあったりしたことはあったけどそれは海外製品ならどれもあり得ることで、むしろ中国のショップは梱包も予想以上に丁寧だし発送もものすごく早い(ただし国際郵便だと運送日数は2週間以上掛かる)。ましてや注文したのに送られてこないなど全くない。
それとこういう電子関連のDIYパーツは中国の方が国内のショップよりも遥かに種類が多く選択肢が豊富。
そんなわけで国内の経済に貢献できないのは申し訳ないと思いつつもついつい中国へ注文してしまう。
ただ、これはグローバルで公平に見た競争力の差だと思う。



今回、筐体はメインと電源の2個を使う。
オールアルミで、表面パネルは8mm厚。その他の側面は4mm厚。天底板は2.5mm厚。(天底板の写真は撮り忘れ)
全体としては国内の箱よりも肉厚でしっかりしたものが多いのが中国の箱の特徴。

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取り敢えず電源用の小さい方を仮組みしてみた。
特にガタもなくしっかりしている。裏面パネルも4mmと肉厚なのでまた端子穴などの加工が大変そう。
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今回ちょっと失敗したのは、値段が安く物も良さそうなのであまりよく確認しないで飛びついてしまったけど、実際にものが来て見たら表面処理がされていなかった。
ヘアライン処理はされているけど、錆防止処理がされていない・・
前回アンプ用に買った筐体の表面はすべて梨地処理がされていたので表面処理はされているものと勝手に思い込んでしまった。
値段的にとても安かった(幅380mm(メイン用)、幅250mm(電源用)の2個で1万円ほどだった(送料別))ので仕方ないところだけど。

一通り加工したらアルマイト処理をしてもらおうと思う。筐体値段より高くなりそう・・
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チャンネルデバイダーの製作 21 製作した電源で動作確認

先日までに作った電源を使って実際の動作確認をしてみた。

これまでminisharcやDACの動作確認は汎用DCパワーサプライ(keysight E3610)を使っていたけど、今回製作した電源を使って動作を確認しておくことにした。
結果は問題なく動作した。リップルをきちんと測定したわけではないけどオシロで見てもリップルは確認できないレベルだった。
これまでに比べて音が良くなったかどうかは、このテスト用のシステムでは違いは解らなかった。



動作時の電圧は4.96V。
ただ、動作させるとLT3081の温度上昇が続くので動作確認は10分程度でやめた。
動作時の平滑後の電圧は約9Vだったので電圧差は約4V。
これまでのテストで電流は約1.1A程度だったので発熱は約4.5W
発熱としては今後これに加えて電源ON/OFFのための反転基板・赤外受信と5Vリレーを2個使うので今よりも300-400mA程度増える予定なので最終的には5W弱の発熱となりそう。
実際の組み込み時はアルミ筐体へ直付けして放熱する予定。
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チャンネルデバイダーの製作 20  LT3081x4定電圧基板の製作

電源は前回までに整流・平滑基板を製作したので今回は定電圧基板を作る。

miniSHARC、DACともに今までの仮組みでの動作テストでもノイズにかなりシビアなことがわかっているので電源についても低ノイズにする必要があるなと思って検討していた。
当初はLEDを使った定電圧回路を試してみようかと考えていたけど、ジッタークリーナーなどを加えて電流容量も増えたので再検討していて、結局低ノイズレギュレターであるLT3081を使って定電圧化することにした。


ジッタークリーナーで音屋とらたぬさんにお世話になった時にLT3081を使った大容量定電流基板を頒布されているのを見掛けて、これを使わせて頂くことにした。
回路的にはLT3081のメーカーアプリケーションが基本になっていてわかりやすく、加えて電圧の選択や放熱などに工夫がされていて親切で使いやすい。



RとフィルムCはチップ部品のパッドになっている。
チップ部品は大量に買えば安いんだけど少量を個人で調達するとリード付きよりも割高になってしまうので、できればチップを使わないで済むと更に良かったかな。
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LT3081の放熱板は頒布基板に付属していて裏側の板は音屋とらたぬさんの手作りのようだった。
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全て部品を付け終わって基板完成。
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早速平滑基板の出力を入れて動作確認。
取り敢えずテスターで電圧を確認して問題なく動作していることは確認した。
机上では6Aまで出力できることになっているけど、実際はLT3081の放熱次弟となる。
今回はMAXでも2A程度と思うけど筐体へ直付けの予定。
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回路基板の製作は残す所、赤外受信基板と電源ON/OFF反転基板のみとなった。

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ホールの記録 10   穂の国とよはし芸術劇場プラット 主ホール (愛知県豊橋市)

ゴールデンウィーク中に2回演奏会へ出かけたうち、豊橋のホールは初めてだったので記録しておこうと思う。

今年は愛知芸術劇場のコンサートホールが改修中のために長期休館中で、来年は大ホールが改修のため休館、さらには三井住友しらかわホールも改修で長期休館する模様。
そんな影響もあるのかこれまで行く機会の少なかった都市のホールに出かける機会も多くて、それはそれで楽しい。
ホールはもちろんだけど、普段行かない街を歩いて食べたり見たりできるから演奏会+αの楽しみがあって癖になりそう・・


”穂の国とよはし芸術劇場プラット”は豊橋駅前のデッキが繋がっていて歩いて数分のとても便利なロケーションだった。
主ホールとアートスペースの2つのホールを主とした施設。




エントランス、更にこの奥のホワイエは建物全体の大きさや立派さに比べると意外と狭く、また華やかさもあまり感じない比較的質素なものとなっている。
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主ホール2F後方から。
ホールの形式としてはステージに枠があるプロセニアム形式と呼ばれるもので全体の見た目や短めの残響から演劇やオペラなどを主にした造りと思う。
実際演奏を聴いた結果も予想通り、アコースティックな演奏では残響が短め(主観では1秒台前半から半ばぐらいか)で音の粒立ちは明瞭だけど、艶や豊かさはやや不足気味に感じた。
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ホールの壁面は暖色系に着色した棒状の木材を壁面全体に立てて固定したような構造になっていて、これによって残響が調整されているようだった。
全体としてはフォーマルというよりカジュアルな雰囲気だけど、この壁面とライティングで独特な雰囲気が演出されていて小さいながらもオペラ劇場的な雰囲気も狙ったのかもなとか色々推察が楽しかった。
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ステージ側から。
収容数は標準で約780名。
出口が後方しかなく、且つホワイエもエントランスも狭めな為か収容数の割にホールから出るのにかなり時間が掛かった。
もし非常時なら特に前の方の席からだとちょっと心配かも。
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Category : 音楽ホール
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チャンネルデバイダーの製作 19  整流・平滑基板の製作

GW中に整流・平滑基板を製作した。久々の作業だった。

普段は物置に置いてあるドリルスタンドを久々に出してきた。
これから筐体が出来上がるまではずっと使うことになるのでいつもの様に段ボールで囲いも作った。

基板はアンプを作った時に使ったベーク板がまだ残っているので切り出して使うことにした。
部品足を入れる穴を空ける。


一通り穴あけ完了。
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整流ダイオードにつけるヒートシンクにダイオード取付や基板固定用の穴を加工していく。
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M3のタップ切り。CRC556を掛けてタップを切ればM3でもタップが折れる心配が少ない。
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トランスが2回路なのでせっかくなので整流まで2回路構成。(ダイオードは新電元のショットキーバリアブリッジ)
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平滑コンデンサー、ターミナル、高周波ノイズ対策のコンデンサーなどを着けて完成。
コンデンサーはニチコンの1000μF50Vを15個使った(何かのキットについていた付属部品を流用)。
写真撮り忘れたけど、コンデンサの配線は部品足同志を繋げてコーティーング材を塗布した。それ以外はビーメックスで配線した。
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既に調達してあったR-COREトランスを繋いで通電。
出力端子にはコンデンサーの放電用にLEDを繋いだ。
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オシロで出力を確認。
LEDが着いてはいるもののほぼ無負荷の状態なので電圧は10Vとやや高め。
実際使用時はもう少し下がると思う。
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次は5V定電圧基板を作る。


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チャンネルデバイダーの製作 18 電源を再検討 その2

進行のペースが異常に遅くなっていて、ちょっと本腰入れないといかん・・・

ということで電源と筐体の部品を集めるために更に細かく詰めた。

その結果電源全体が予想以上に大きくなってしまうので、チャンデバ本体の基板と同じ筐体に収めるには結構無理しないといけないことがはっきりしたので、結局今回も電源は別筐体とすることにした。

それと、じゃあ電源スイッチはどうしようか迷ったけど結局本体側で5V受電をリモコンとスイッチどちらでもON/OFFできる構成にすることにした。

ということで筐体を分けたときの電源の機能分担も含めて回路構成を図にしてみた
5V_power-s.jpg


これで基本的なところで未定な部分は殆ど無くなった。
全体の大きさもほぼ把握できるのでちょうど良さそうな筐体を探そうと思う。
整流・平滑基板だけは既にGW中に製作したので近々過程をアップしようと思う。

Category : 未分類
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チャンネルデバイダーの製作 17 電源を再検討

電源については以前に一度検討したんだけど、その後構成がだいぶ変わってしまって必要な容量も増えてしまったので再検討した。

家庭の据え置きオーディオ機器にスイッチング電源を使う意義が今ひとつ納得できていないので今回もアナログ電源で・・

仕様としては3A程度までを前提とした。(実際に使うのは現時点では1.1A)。
ただし最終的にどのぐらいの出力で使えるかはレギュレーターの放熱設計次第なので筐体をどうするかで変わってしまうけど。

レギュレーターについては、今回DSPやDACがノイズに敏感なのでなるべくローノイズにしようと考えていたところ、音屋とらたぬさんのところでジッタークリーナーを買った時にLT3081を3個使ったローノイズ高出力の定電圧電源基板を頒布されているのを見つけて、丁度良いということでこの基板を使わせてもらうことにした。

平滑部に不自然に1000μのコンデンサがたくさん並んでいれるのは手元にニチコンの1000μFがたくさんあるのでこれを活用するため。

トランスは台湾製のRコアトランスの予定。出力が2回路なのでせっかくなので整流も2セット並列とした。

LOWNOISE 5V_power-s

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チャンネルデバイダーの製作 16 ジッター対策

前回からだいぶ空いてしまったチャンデバの製作だけど、一応理由があってこのジッタークリーナーを待っていたため・・・

今回、入力に汎用性をもたせるために入力はSPDIFとしているんだけど、ジッターはどうするかなぁと思っていたところ、音屋とらたぬさんのところでTIのLMK04805Bを使ったジッター低減基板を頒布されているのを見つけて内容を検討して直接質問もしてみて導入することにした。


こちらが導入した音屋とらたぬさんのジッタークリーナー(Digital Audio Signal Conditioner V2.0)。
BCLKとMCLKをSi5317とLMK04805Bの2段構えで位相差低減を行う仕組みとなっている。
LRCLK・DATAについてもFFを使って位相を合わせるようになっている。

ただ、聞いてみると処理上出力が反転するとのこと。
全シグナルをこの基板に通すなら全てが反転するので何も問題ないのだけど、今回は6chなのでDATAが3組あるためにDATAはこの基板へ入れることができない。
そうするDATAと他のクロックの位相が180度ズレてしまうのでどうしようかと相談したところ、反転しないようプログラムしましょうかという提案を頂いた。
結果、代金そのままで反転なしプログラムに変更して頂いきとても親切に対応して頂けた。



前回までは動作安定の為にバッファーを入れていたところをジッタークリーナーへ入替えた形。
クロック3種はジッタークリーナーを通ってから3分配、DATAはそのまま各DACへという構成。
処理による遅延ズレが問題になるかと心配したけど実際には問題は今の所起こっていない。
DSPの関係でサンプリングの上限が96Khzだからかもしれない。もっと高くなるともう少しシビアになるかも。
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96KHz再生中の電源電流は全部で1.1A(5V)となった。
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再生中の全体の様子。
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これでシグナル関連はひとまず完了しようと思う。
次は電源を作って、その結果で全体の大きさを把握してその後筐体にかかろうと思う。

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