オーディオとDIYの日々

フルバランス3チャンネルアンプ 低域特性を調整する 2

コンデンサーを入手したので早速交換した。

C5(オレンジのニッセイ・フィルムコンデンサに囲まれたシルバー)は東信工業の電解コンデンサーUTSJ100μ、加えてC1(右側の大きなフィルムコンデンサー)は指月TME6.8μも準備した(これはターミナル取付にしてあるので半田付けなしで交換可能)。
20170610151421_a-s.jpg



そして前回同様の方法でF特を測定した結果、予定通りC5の変更によって低域は一気にフラット化した。
C5=22μ、C1=2.7μ の時 -3.93db(10Hz) だったものが
C5=100μ、C1=2.7μ では -0.64db(10Hz)
更にC1を6.8μまで増加すると -0.34db(10Hz)
となった。

ここまで来ればクレルと較べてもそれほど大きな違いでは無くなった。
質感など全体の印象は聞いてみないとわからないけど。

周波数特性-s

ひとまずC5=100μ、C1=6.8μで行くことにして、ただ全チャンネルを取り替える前に念の為、更に上と下を測定することにした。
結果 fc=約3Hz で、3Hz以下では急激にカットされる。
全体の周波数特性は仕様で表すと 
3Hz~350KHz (+0 -3db 1W時)
20Hz~100KHz(+0 -0.1db 1W時)
となった。
周波数特性_C-s


F特としては十分なのでこれで全チャンネルをこの定数に変更してさっそく試聴してみた。

結果、量感・伸びともにクレルで聞いていた時と較べても違和感なくクラシックのゆったり伸びた低音やトゥッティーの迫力も十分満足できた。
フュージョンでも音とも空気圧ともわからない押し出しを前よりも感じるようになり、特に大ボリューム時でのHi-Fi的爽快感が増した。
やはり低域の出方は全体の音の印象に随分影響を与える。高域は返って静かでまろやかになったように感じる。

低域の質感はクレルが弾力感・太いという表現が合うとすればそれに比べるとそれよりは少し堅く筋肉質に聴こえる感じ。言葉にするとこうなるけど、それほど明確な違いではなくてあくまでニュアンス的。
高域についてもカップリングコンデンサを替えたからか低域が変わった影響からか、たぶん両方なんだろうけど、変更前に比べておとなしく硬さも取れたように感じる。
もちろんクレルの艶っぽく柔らかで魅惑的な音色にまで変わるというわけにはいかないけど、低域の調整対策で高域も自分の好みに近づいたのは計算外で嬉しかった。

製作が完了してからも音が自分の耳と体に定着するまで聴いて、その結果低域の調整が必要と感じてそれもほぼ満足できる結果を得た。
アンプとしての音のクオリティーは自分の聴感上では(特性は今のところ必要を感じてないのでF特以外は未測定)満足できるレベルになったと思うのでこのアンプ製作と調整はこれで完了にしようと思う。


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フルバランス3チャンネルアンプ 低域特性を調整する 1

フルバランス3チャンネルアンプの音もだいぶ耳と体に定着してきた。
その上でどうしても比べるのは長年聴いてきたクレルFPB200との違い。

完成当時の試聴でも書いたけど、音場感や空間の中での音の明瞭さや定位感は今回自作したアンプの方が良いという印象は今でも変らない。
音色についてはクレルのA級らしい柔らかで艶っぽい魅惑的な音と比べるとそうはいかないけど、AB級パワーICアンプということを考えれば事前の想像よりも硬くはなくそこそこに艶も感じられて(このあたりは部品との相性もあるかも)意外と満足している。

ただ、低域については特にクラシックを聴くとクレルのときに感じていた伸びやかで豊かな低音が、今回のアンプでは今ひとつ物足らなく感じる。
逆にフュージョンなどでは今回のアンプの方が歯切れよくピシッピシっと決まり爽快感がある。
ジャズについてはベースの録音レベルとの相性でもう少し量感が欲しいと思ったり、このぐらいで丁度良いと思ったり。

しかし全体からするとやはり少し低音がタイトに感じるのでもう少しクレルのような豊かさが欲しいと最近でははっきり思うようになった。

オーディオはやはり低音に支えられていてこの質感と量感のバランスが全体に与える印象を大きく左右すると自分では思っているので、クレルが気に入っていた自分としてはここはやはりクレルに近いバランスにしてみたいと思うのは自然なんだろうと思う。

低域の違いがもし電源レギュレーションに由来するものならこれはすぐにはどうにもならないけど、聴いているとどうもそうでは無い気がする。パシッとしたドライブ感は十分感じられるしひ弱なアンプで鳴らしたときのただ量だけあって質感のない低音とも違う。



ここまで聴感のみで調整してきて客観的な裏付けがないので一度周波数特性を測ってみることにした。

スピーカーの代わりにメタルクラッド16Ωを2個並列にして8Ω負荷にした。
1Khzで2.83V(約1W)の出力となるようオシレーターの出力を調整したのち、周波数を振って出力をマルチメーターで測定した。


比較対象であるクレルについても同様に測定
20170603160130-s.jpg

測定結果はこのようになった。
低域はクレルが10Hzでも-0.1dbであるのに対し、FBP3ch(今回自作したアンプ)ではカップリングコンデンサーを2.7μにしても10Hzでは約-4dbと違いは歴然としていた。
逆に高域はクレルより高域までフラットだった。
周波数特性_B-s

ここで回路図をおさらいする。
TDA7293-Parallel_b-s.jpg


ここで低域に大きく影響しているのは低域カットしているC1、C5。
C1は入力のDCカット、C5はフィードバックのDCカットが大きな役割となっている。
C1 2.7μFのカットオフ周波数 fc1=1/2πC1R1 = 2.68Hz なので10Hzへの影響は0ではないにしても僅かと思われる。
次に
C5 22μFのカットオフ周波数 fc5=1/2πC5R3 = 10.6Hzとなり約10Hzで-3dbなのでC1の影響も加えればこの特性と大体つじつまが合う。

よって低域を伸ばすため、主立ってはC5を変更することした。
現状のC5はTDA7293のデータシートに載っているアプリケーションと同じ値そのままだけど、C5を100μまで増やすとfc5は2.34Hzとなり10Hz近辺への影響は軽微になるはず。

F特だけならそれでいいけど、増やしたことによる音への影響がどの程度かは聴いて判断しようと思う。
いずれにしてもまずは定数を変えてF特を測定することにした。

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オーディオラックの製作 1 製作図

前回の、だいたいこんなイメージかなという図を元に、更に細部を詰めて製作可能というレベルの製作図にした。(ここではゴチャゴチャするので寸法線などは省略)

全体としては前回と大きな差はないけど、扉や台座の桁を追加して桟や梁の反り対策をしたり細かな部分の寸法調整をした。
その結果全長は10mm伸びて1910mmとなった。

棚板は取り敢えず向かって右側だけにつけることにして、左側もダボ穴だけはあけて後で追加できる準備だけはすることにした。

図中の緑部分は分割のベースとなる箱を構成する部分で、表面からは見えないので当初は集成材を使うつもりだったけど、見積もってみると同じブラックチェリーの集成材では材料費に思ったほど差が出ないことがわかった。
もし費用節約するなら全く別の材にしないとだめなんだけど、流石にそこまではしたくないので結局全て同じ材で作ろうと思う。

ということでもし総ブラックチェリー無垢材(巾広部分は巾ハギ)で製作することにすると板材だけでざっと13~14万円ぐらいになりそう。

あとはいつ材料を調達するかだけど、
材料を調達したら反りなどを考えるとすぐ着手しないといけないけど、今からだと暑い盛りの作業になってしまうのでどうしようか迷う・・・

全体図イメージ-s

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取り敢えずオーディオラックの図面を描いてみた・・

アンプ完成からちょっとひと息入れている間に随分日にちが経ってしまった・・・

オーディオ的にはマルチへの壁は残す所チャンデバのみとなったのでチャンデバへとコマを進めたいところでもあるけど、チャンデバをどうするかまだ決めかねているのとラックが手狭でなんとかしたいというのもあって、次の製作としてはラックにしようと思う。
チャンデバは市販を買うということになれば製作とは関係なく或る日突然買ってしまうということもあるのかも知れない・・

というわけでまずはどういうラックにするかあれこれ考えたんだけど図面にしてまとめてみた。

大きさは巾1900mm X 高さ 360mm X 奥行き 505mm とした。
高さはこの大きさで高いと圧迫感があるし、部屋も狭く感じるし、音響的な影響も大きくなるのでできるだけ低くして、その分、巾と奥行きにはゆとりを持たせるようにした。

構造的には、この長さを一体構造で作ると製作時に取り回しが大変だし完成後の移動も大変なので、巾950mmの箱を基本構造としてこれを2つ作って天板と台座で連結することにした。
これで製作時は天板と台座以外は最大1mぐらいの大きさで作業できるし完成後に部屋運び込むのも分割して運び込める。

外観的には天板は巾はぎ板一枚として高級感を出し、正面扉も天板と同じ材料を使い、通気性確保のため桟でオープンエアーとし、扉は下へ開くようにする。

材料はブラックチェリーにしようかと思っているけど、ここは財布と相談も必要で・・・
少なくとも天板と正面扉は巾はぎ材か無垢材、ボックス構造部には集成材を使おうかと思う。
台座も集成材にして正面と側面は突き板を貼ろうかとも思うけどこのあたりも財布と相談しながら・・・

あと、扉を開けるための手の取っ掛かりをどうするか(取手は付けたくないので)もう少し考えないといけないなぁ・・

正面図3-s

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フルバランス3チャンネルアンプ その後あれこれ

アンプは日々使う中で慣らしも進んできて導入当初に較べて音もかなり熟れてきたと思う。
このところ毎夜聴いているけど、導入前のクレルFPB200と較べて音の分離が良く、定位も明瞭で音場感もこちらの方が良いなと言うことがはっきりしてきた。
低域は量感はクレルの方があったけど締りは今回のアンプの方が締まって聴こえる。
きっとモノラルアンプ化やバイアンプ化などもかなり影響しているんだろうなと思う。
ただ主に高域の艶やかな音色だけはやっぱりクレルの方が良かった。
こういうクレルの音色で気に入っていた部分はきっとクレルを使わないかぎり再現は無理なんだろうなと思う。

そういう中で先日、さらに下までの伸びと中低域の位相特性向上などを狙って、カップリングコンデンサーを現状の1μから容量を増やしてみることにした。

今までのカップリングコンデンサは製作時に比較試聴して一番好印象だったERO MKT1813 400V 1μ。


手元にMUNDORF M-CAP 630V 2.7μがあるのでとりあえずこれに交換して容量アップをためしてみた。
20170128233458_a-s.jpg


製作中にもこのコンデンサは試したけど、完成後に聴くのはこれが初めて。
容量増によってベースのかなり低い音の伸びが良くなった。
もともと低域はクレルFPB200よりダンピングファクターが高い感じの音に感じていたけど、そこに下への伸びが加わった感じ。
(聴感優先であまり数値には拘りないけど、一度そのうちダンピングファクターを測定してみても良いかなと思う。)
コンデンサの銘柄が違うので音色が多少変わるのは仕方がないけど、この低域を聴くともう1μには戻れないのでこのままでしばらく聴いて、いずれMKT1813の2.7μを調達するかも。


それと先日、使用中のアンプ筐体内の温度がどれぐらいか測ってみた。

かなり暖かい日で室温は28°あったのでこれはチャンスとばかりに電源を入れ、低域のエネルギーが激しいSFアクション系の映画1本見ながら低域をドライブしているアンプ位置へ温度計を入れたてみたところ 40°だった。
その後一度冷めてから今度は2時間ほどいつものボリュームで音楽を聞きながら測ってみて38°ほど。
実際には熱電対を貼り付けるなどして測らないとだめだけど、通常の鑑賞の範囲ではそこまでする必要はなさそうだということが取り敢えずわかった。
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窓の遮音性向上対策 第2弾 ②


遮音向上対策を完了した扉を並べてみたところ




早速窓に取り付けることにした。
内扉が無い窓の状態(本来の窓の状態)。窓は横開きではなくてハンドルを回すと外側へ観音開きになるタイプ。
窓枠に丁番で内扉を取り付ける。
20170506101023-s.jpg

扉自体の本体には特に改造を加えていないので寸法的な問題もなくあっさりと着いた。
(一番最初にDIYで扉を製作したときは結構苦労した記憶があるけど・・)
扉の固定は扉の上側と下側のローラーキャッチでするんだけど、扉が長細いので真ん中あたりは隙間になりやすいので打掛を付けた。
20170506140006-s.jpg

センターに元通り反射パネルを置いたところ。
20170506140651-s.jpg

全開ではないけど内扉を開けることも可能。
20170506141007-s.jpg


完成後に遮音性を確認するためにいつものボリュームで聞き慣れた曲を鳴らして外から漏れ具合を確認してみた。
本来なら前後で測定をしたいところだけど外は道なのでマイクを持って測定も恥ずかしいので聴感のみで確認。

対策前はわずかにメロディーラインが聴こえていた(曲を判別するのは困難)状態だったけど、対策後はメロディーラインは全く聞こえなくなった。
ただ低音のボン・ボンという音はまだ若干聴こえる。これは窓というよりも壁全体から振動として伝わってる感じで防ぎようがないので仕方ないところ。
でも室内で相当なボリュームが外でこれなら十分というレベルなのでこれで一通りの遮音強化対策は完了にしようと思う。

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窓の遮音性向上対策 第2弾 ①

オーディオルーム正面には窓があってペアガラスが填っているのだけど、それだけでは遮音不十分なので遮音性を上げるためにDIYで窓の内側に扉をつけてある。

ただ当初製作時の認識が甘くあまり遮音性の高い材料を使ってないのでGW中にこれを強化して遮音性を向上させることにした。

正面の扉の向こうはペアガラスの窓。
扉は10年か15年ぐらい前にDIYで取り付けたもの。これが有ると無いでは大違いだけど材料の面密度が低いので手を加えれば更に遮音性は向上するはず。
(実施前の写真を撮り忘れたので以前に撮ったものを流用した。)
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内扉を外して遮音材を貼り付ける方法で遮音性を上げる。
遮音材は以前にも他の部屋のドアの遮音向上対策で使ったダイケンの455Hを今回も使うことにした。(最寄りのカインズで4500円弱)
455Hは面密度と値段のバランスが良いのと、厚みや重さなども含めてドアや扉の遮音性向上に使いやすい。
扉の室内側へタッカーで直接張り付けた。
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扉表面には遮音と若干の吸音性を考慮してホームセンターで遮音材として売られていた発泡系のシートを使うことにした(最寄りのカーマで900円/m)。
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表面材はルームアコースティックの調整でいつか張り替える可能性があるのでタッカーで打ち付けることはしないで、上から枠で押さえて固定することにした。
枠は、時々覗く近所のアウトレット建材屋さんに4mで税込み380円という格安の巾木があったので迷わずこれに・・
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巾木は本来なら隠し釘を使うところだけど、表面材料交換の可能性があるので取り外しができるように建具用(1番ドライバー)のミニビス(最寄りホダカで50本450円)を使って固定した。
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取手は改造前から使っていたものを再度使用。
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Tag : 遮音
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フルバランス3チャンネルアンプ 本稼働(バイアンプ)

改造後しばらくサブのシステムでテスト使用していたけど、先日メインのシステムに組み込んで本稼働した。

現状ではチャンネルデバイダーがないのでネットワークを使ってユニット毎に個別のアンプで鳴らすバイアンプで使用。


見た目は市販のハイエンドアンプに負けてないと思う。
もちろん自作の思い入れ込みの話だけど・・


現時点のメインシステムの様子。

写真に写ってる中で両角のASCタワースリムと右下端のWADIA21&15を除いてスピーカー、パワーアンプ、6chボリュームから音響ツールやラック、SPスタンド、ライティングに至るまですべて自作となった。
(正面の窓は防音のため、普段は内側の木製扉を閉めた状態で聴く。この扉もDIYでつけたもの。GW中にこの扉の防音をさらに高める改造をしようかと思案中)

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次はチャンデバと言いたいところだけど未だどうするか(作るのか市販を買うのか)決めかねていて、その前に右下のラックが手狭になったのでラックを作ろうかと思う。
ただ、これもまだ図面すらひけてない状態だけど・・

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CDの録音レベルのはなし

こういう趣味なので日頃からたくさんのCDを聴くんだけど、そういう中で時々ボリューム位置は同じなのに音が異常に大きく感じるCDに出くわす。
音が大きいと言ってもCDにはフォーマット上収録できる音量には限界値が明確にあるのでそれ以上にはできないんだけど、でも大きく聴こえるのは事実。
自分の場合そういうCDは聴いていて体に染み込まないというか心地よくない。

ということでそんな曲は一体どのように収録されているのか見てみることにした。

収録の状態は基本的にはアルバム1枚に渡ってどの曲もほぼ同じなので画面1枚で見やすい3分程度の曲を代表にした。
縦軸はレベル、横軸は時間。上段下段はLRの各チャンネル。



① ニッキ・パロット ”思い出のパリ”から L'Ame Des Poetes

ニッキ・パロットのアルバムは3枚ほど聴いただけどどれも同じような独特な音作りで再生音も大きい。

収録の状態をみると非常にきつくコンプレッサーを掛けて音量をできるだけ均一にした上でギリギリまで音量を上げ、はみ出る部分をリミッターですっぱりとカットしてある。
実際に聴くと昔のキャバレーで歌ってる様な感じを目指したのかなと思えなくもないけど、全体にメリハリがないので聴き入るような聴き方はできないし体に染み込んで来ない。
こういう音をジャズらしい良い音と思ってるのなら大きな勘違いだと思う。
ニッキ・パロットはジャズ・ボーカルとしてそこそこに人気もあるようだけど聴いてる人はこれが良いのだろうか・・

08 Nicki Parrott - LAme Des Poetes_a-s


② 寺島レコード For Jazz Audio Fans Only Vol4 から Take The A Train

これもニッキ・パレットほどではないけど、それに近い感じがしたCD。
コンプレッサーの掛かり方はニッキ・パレットほどではないにしても細かなニュアンスよりも音圧重視な音作りになっているようだ。
For Jazz Audio Fans ということになっているけど、かなり好みに好き嫌いがでるのではないかなと思う。
好みが通じた同志のためのCDといったかんじ。

For Jazz Audio Fans Only Vol4 05 Take The A Train_a-s


次は、自分的にはついつい聴き入ってしまうような、あるいは体に染み入ってくるように感じる様なCDを見てみた。

③ レディー・キム 枯葉から Corcovado
    ( ③は元はヘイリー・ロレン Simply Loveから Moon River を例にあげていたのだけど、この曲はヴォーカルとピアノだけの曲のために他とかなり違う演奏なので差替えることにした)

上ふたつとは違って大小の差が大きい。コンプレッサーの掛け方が上の2つと較べて穏やかどいうことなんだろうと思う。
このCDの録音がものすごく良いとか音質が生々しいとかではないけど、ついつい聴き入ってしまう。
音楽が体に染み入ってくるには微妙なニュアンスとダイナミックなレンジが大事なのかなと思える。

05 Lady Kim - Corcovado_a-s


④シーネ・エイ シングズ・スタンダードから  Evil Man Blues

これも個人的には気に入っていて良く聴くアルバム。
収録の状態は至って普通に見える。
これでも十分に聴き入ることができる。

シングズ・スタンダード 03 Sinne Eeg - Evil Man Blues_a-s



①②の様な音は周りの雑音が多いカフェなどのBGM的には良い録音なのかもしれない。もしくは車の中などもいいかも。
そういう環境では逆に③④は①②よりもパッとしないかもしれない。
ただちゃんとしたオーディオ装置を使って自分の部屋で聴くなら自分的には①②のような音は何度も聴く気がしない。
(あくまで収録した音だけのことであって曲や演奏は別の話しとして)

自分はハイレゾかどうか以前に録音状態とか聴きたい音楽かどうかの方が重要と思っていてハイレゾには全く拘りがないんだけど特に①②の様な音作りのものはハイレゾにする意味もほとんどなさそう。仮にハイレゾにしても区別が付かないだろうと思う。

今回はジャズだけだったけど、クラシックとかも比べてみると面白いかも。

Category : オーディオ
Tag : CD
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フルバランス3チャンネルアンプ 電源ユニット改造 6 完了

先週末、2セット目の電源ユニット改造をしたんだけど時間が足りず、昨夜平日ながらも作業して今回の改造を完了させることができた。
このアンプ用の電源用コンデンサを買ったのが去年の5月30日だった。
随分時間が経ってしまったけど、着手した当時を思うとなんだか懐かしい・・

Category : オーディオ
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